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■はやとの風2号■
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乗車区間:鹿児島中央−吉松
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鹿児島中央駅5番のりば。っていきなり見にくい写真からのスタートですみません。
久しぶりにいい天気になりました。そして今日は荷物が軽い!いつもは重たい一眼レフと交換レンズを担いでいますが、今回はちっちゃなデジタルカメラだけ。本当にちゃんと写るのか心配ではありましたが、「敢えてカメラ任せの設定で撮る」なんていう変な決意もしていました。
高解像度、高感度低ノイズ、ダイナミックレンジの3つをカメラが判断して最適なモードで記録するのが売りで、私が期待するのはもちろんダイナミックレンジの拡大。
※写真にマウスポインタを置くと、カメラがどう判断したのかメモが出ますので、ご参考まで。
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9:10過ぎ、「はやとの風」2号が入線してきました。
日曜日なので客室乗務員さんは当然2名体制だと思っていたら、今日は他の列車への応援のために、こちらはひとりでの乗務との事。
でも自由席の乗車位置にはすでに長い行列ができていて、何だかちょっと嫌な予感が・・・
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列車にカメラを向けると、やはりダイナミックレンジ拡大モードに切り替わります。
手動で設定すると800%まで拡大できるのですが、カメラ任せの「EXRオート」では最大400%まで。それでも空の青さがちゃんと残っていて、これは使えそうと少しニンマリ。
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今日の席は10番のA。
車いす対応の座席で、恐らく最後に売られる区画でしょうから、運が良かったですね。実は当日の6時半頃に購入しました。急な出発だったので自由席でもいいかな~と思っていましたが、この混雑を見るに、やはり指定を取って正解でした。
その指定席もほぼ満席だったので、車内の写真は吉松駅到着後に写したものです。
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およそ5分で鹿児島に到着、そしてすぐに発車。
カラフルな特急「きりしま」3号と交換です。ホーム屋根の向こうにうっすら桜島が写っていますが、これもダイナミックレンジ拡大の効果でしょうか?
鹿児島発車後から客室乗務員さんによる車窓案内が、仙巌園から桜島を望む錦江湾にかけて続きます。ひとりで検札をしながらの放送なので、車内を往ったり来たりとすごく忙しそう。
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海側の展望席は埋まっていたので、10番席の小さな窓から桜島を撮影。
今日はキラキラ輝く海面を泳ぐイルカの姿も見られて、お客さんも大喜び。さすがにコンパクト機の5倍ズームでは写せませんでしたが・・・
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自由席から始まった検札が終わらないうちに10:00、隼人に着いてしまいました。
ここで積み込まれる嘉例川の駅弁「百年の旅物語 かれい川」は、先日の第5回・九州の駅弁ランキングで、見事2年連続の1位に輝きました。去年の3月に乗った時もスゴい事になっていましたが、今年もやはり・・・
販売カウンター横のベンチ席にはお弁当の包みがずらりと置かれ、こりゃ引換えするだけでも大変だぞ~
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10:02に隼人を出ると、列車は日豊線と別れて肥薩線に入ります。
車内ではようやく検札が終了。予約分のお弁当の引換えを案内する放送がありましたが、まだ準備が出来ていないので車内販売は始められません。下り列車と交換する表木山を過ぎると、次の停車駅嘉例川はもうすぐです。大丈夫なのか?
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10:16嘉例川に到着。 駅見学のため約6分間停車します。
この日はひな祭りのイベント(3/31まで開催)で、琴の演奏会が駅舎内で行われていました。そして駅の外には11時頃から販売される駅弁を求めて、すでに長い行列が。実は駅弁ランキング発表の翌日、2/21の土曜日に私はこの駅に来ていて、その時もかなりの人が並んでいましたが、今日はそれ以上に多そうです。みなさん買えるといいんですが・・・
列車を前から写したものは見事にフレアが出てしまいました。いつも思いますが、この2号は光の具合が悪く、特に晴れた日は前から撮るのが難しいです。以前は前後どっちから写しても全く気にならなかったのに、最近赤い尾灯が目障りに感じるようになってきたのは、撮影意欲が出てきた証拠でしょうかね。
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嘉例川を出ると、サービスコーナーにはお客さんが次々やって来て、お弁当の引換えをしていきます。その中には次の駅で降りるという人もいて、かなり切迫した状況に。
そして10:28、列車は3歳の名誉駅長が出迎える霧島温泉に到着。ここでは4分停まります。
この名誉駅長の山下琳太郎くん、いつもながら乗り気ではなさそうな表情(そこがまた可愛いんだけど)をしていますが、実は就任以来一度も欠かさず彼の業務である週末の「はやとの風」2号のお出迎え・お見送りを勤めたため、先日皆勤賞で表彰されたという頑張り屋さんなのです。
ホームで売られている「そばずい(200円)」は、具沢山の野菜が入った手打ちそばで、ゆずの香りが効いてとても美味!週末の「はやとの風」2号でしか味わえないので、運良く乗車された方は是非食べてみてください。
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霧島温泉発は10:32、客室乗務員さんがホームの乗客に声を掛けて乗車を促します。
ようやく自由席にも余裕が出てきましたが、相変わらずサービスコーナーへお弁当の引換えに来るお客さんは引きも切らず。霧島温泉から積み込みの「いもあんぱん」も気になるところですが、この状況では買えそうもないので、その辺は帰りの楽しみとして、のんびり構えていきましょう。
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次の大隅横川到着は10:39。ここでも4分停まり、下り列車と交換します。
3/3にNHKの放送でこの駅が取り上げられましたが、その時にも出演された名誉駅長の池田哲男さんが、列車を出迎えてくれていました。実は池田さんは、去年のダイヤ改正で「はやとの風」が停車時間を拡大した時に名誉駅長に就任されていたのですが、なかなかお会いする機会がなく、今回一年越しの願いが叶ってようやくお目に掛かれたので、私の感慨もひとしおでした。
大隅横川駅といえば、ホームの柱に残る太平洋戦争で受けた機銃掃射の弾痕が有名ですが、そこだけではなく、壁や屋根にも傷跡が残っているそうで、池田さんはそれを乗客に丁寧に説明していました。3/31まではこの駅でもひな祭りのイベントをやっていて、名誉駅長に会える確率も高そうです。私もゆっくり時間を取って、この駅をまた訪ねようと思いました。
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車内では結局、販売用ワゴンに商品を展開する余裕すらないまま、10:51栗野に到着。 すぐに発車しますが、わずかな停車時間にホームの鐘を鳴らしたお客さんがいたのには驚きました。もう朽ちかけているけど、ちゃんと鳴るんですね。
次は9分でもう終点です。今までひとり乗務の客室乗務員さんが、忙しくてワゴンサービスまで手が回らなくなる場面には何度か遭遇しましたが、こんなに大変な状況は私も初めて。
車掌業務である検札や精算に忙殺されて、本来の乗客サービスが出来なかったのは、客室乗務員さん自身が一番残念に思っているでしょうが、それでもカウンターでの車内販売に対応し、折々の案内放送で精一杯のサービスを提供してくれていました。
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霧島の山々を見渡す直線区間に入ると列車はスピードを上げ、間もなく吉松到着の放送が流れました。接続する「しんぺい」2号の指定席は満席と告げられ、さらに「はやとの風」では折り返しの停車中もカウンターでの車内販売に対応するとの事。実はこの時点でもまだ嘉例川の駅弁を引換えていないお客さんがいて、私もかなり心配でしたが、しんぺい号乗り継ぎまでは15分ほど余裕があるので、何とか大丈夫そうです。
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11:01、終点の吉松に到着です。
大変な激務だった客室乗務員さん、それでも列車を降りる乗客一人一人に「ありがとうございました」の声かけは欠かしません。そう言えば今日は、制服のジャケットを脱ぐ暇もなかったんだ。
写真からはのんびりした雰囲気が感じられる吉松駅。確かに普段はその通りなのですが、ホームの売店には団体用と思われるお弁当が山積み!ご主人も走り回っているのか姿が見えません。
そして線路を隔てた駅舎の待合室からは、ただならぬ数の人の気配が・・・
▼▼まだまだ続きますが・・・▼▼ ▲▲ページの最上段へ▲▲
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■はやとの風1号■
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乗車区間:吉松−隼人
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吉松からは自由席に移ります。
客室乗務員さんはまだ車内販売に応対していて手が離せそうにないので、私は自分の席を確保するついでに、2両全部の席を回転させちゃいました。客室乗務員さんはプロフェッショナルだし、自分の仕事に対するプライドがあるでしょうから、大変そうでも安易にお手伝いする事は却って良くないと常々思っているのですが、今日みたいな日は許して下さいね。で、その成果をパチリ。
このカメラには被写体に合わせて光量を自動調節する「スーパーインテリジェントフラッシュ」なるものが搭載されていて、いかにもフラッシュ焚きましたって感じにならないのが嬉しいところ。
ようやく手の空いた客室乗務員さんが一息つく暇もなく、人吉からの「いさぶろう」1号が到着・・・
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2つの列車が並んでから2分後の11:18に「はやとの風」1号は発車です。
そのわずかな時間に客室乗務員さんの情報伝達が行われます。どうやら「いさぶろう」→「しんぺい」も今日はひとり乗務の様子。どれほど混むのか考えると怖ろしいですが、どうか頑張って下さいと心の中でエールを送る私でした。
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吉松を発車した列車は、上りほどではないものの、かなりの乗車率。
客室乗務員さんはもう意を決したようで、車内販売はカウンターのみでの対応となりました。この1号は途中駅からの乗車が必ずあるので、車内での精算を漏らさないための措置なのでしょう。
川内川を渡ると間もなく、11:26栗野に到着します。窓越しに撮った写真ですが、空の青がきれいですね。
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続いて大隅横川には11:34の到着。
「はやとの風」1号は1分しか停まらないので、列車を降りての見学ができませんが、3/14のダイヤ改正からは停車時間が拡大されて、それが可能になります。もう少しの辛抱ですね。
ここでようやく、サービスコーナーからお客さんが引いたので、週末限定の「たまごたっぷりプリン」を買ってきました。コンビニのプリンなら4~5個は買えてしまう600円の逸品スイーツです。嘉例川の駅弁の車内売り分も販売を始めたので、もちろんすぐにGET。
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11:41着の霧島温泉も1分の停車で、すぐに発車してしまいます。2号での賑わいが嘘のように駅は静まり返っていました。
そして11:48、5分停車でようやく一息つける嘉例川に到着です。
琴の演奏会は続いていましたが、人出はさらに増えていて、ちょっとした混雑に。駅舎内でお弁当を売る「やまだ屋」さんに挨拶に行ってみると、そこには疲れ切った表情のお父さんと娘さんが・・・130個用意したお弁当が、わずか40分で完売してしまったんだとか。きっと嵐のような忙しさだったでしょうねぇ。お疲れ様でした。
そして何と、駅で買えなかった人達が列車に乗り込んできて、「駅弁はないんですかっ?!」と騒ぐ場面も。客室乗務員さんは毅然とした態度で、「これはご乗車のお客様の分です!!」と断っていましたが、あのやりとりはちょっと怖かった。九州ナンバーワンになったのは喜ばしい事だけど、反面こんな騒ぎも起きてしまうのは、何だかやりきれないですね。
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・・・などと言いつつ、私は先ほど手にしたお弁当を開きます。今日はこの列車の乗客で良かったと、しみじみ。あぁ、その前に写真写真。
ここでも「スーパー・・・フラッシュ」の本領発揮で、右側の写真、すごく自然な感じで撮れました。
私は次の隼人で降りるので、14分でこのお弁当を完食できるか心配でしたが、景色を楽しみながらゆっくり食べても間に合いました。14分って、意外に長いんですね。
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12:07、隼人に着きました。
本当はこのまま乗っていたいけど、午後から外せない予定があるので仕方ありません。でも久しぶりの晴天で、カメラの性能チェックも出来たので良かったです。F200EXRのダイナミックレンジ拡大機能は使えました。車内での高感度撮影やフラッシュもいい感じ。今度は手動でダイナミックレンジ800%拡大を使ってみようっと。
放送を終えた客室乗務員さんが、運転台ドアの窓からホームにいた子供に声を掛けていたので、笑顔を一枚撮らせて貰いましたが、何だか変なアングルになってしまいました。すみません・・・
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2分停車の後、「はやとの風」1号は鹿児島中央に向けて発車して行きました。
そして上りの特急「きりしま」86号が発車した後の隼人駅ホームは、いつになく静かで落ち着いた雰囲気。何だかもう春・・・ですかね。
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